帽子を取り、髪形を気にする男。
きらびやかなホストクラブで、男は女性客を前に、大量の酒を飲んでいたという。

男は、警視庁に酒気帯び運転の疑いで逮捕された、苗村泰樹容疑者(20)。
逮捕前、各地でレンタカーを借りては、乗り逃げを繰り返していたとみられている。

今回、22日間に及ぶレンタカーでの逃走中、苗村容疑者がホストクラブに体験入店していたことが明らかになったのだ。

9月17日に長野・諏訪市で高級外車を借りて以降、苗村容疑者は次々とレンタカーを乗り逃げ。

列島を縦断するように、総移動距離2,600kmに及ぶ逃避行を続けた。

被害に遭ったレンタカー店「そんなに深くかぶらなくてもいいのでは? という感じで帽子をかぶっていた。不自然な感じでした」

乗り逃げしたレンタカーに残されていたのは、ガソリンスタンドのレシートや化粧品。
さらに、「体験料2万円」と書かれた封筒があり、中に入っていたと思われる現金は抜き去られていた。

この封筒のほかに、ホストクラブの封筒が。

その後、番組の取材で、苗村容疑者が長野県で最初に高級車を借りた4日後に、兵庫・神戸市内のホストクラブを訪れていたことがわかった。

実際の映像を見てみると、ホストクラブに入店してきた苗村容疑者のかぶった帽子からは長い髪がのぞき、首にはネックレスをかけている。
帽子を上げ、垂れた前髪を何度も耳にかけるなど、髪形を気にしている様子。

苗村容疑者は、いわゆる“体験入店”をするためにホストクラブを訪れていた。

ホストクラブの従業員は、苗村容疑者の印象について「第一印象は、帽子を深くかぶっているのと…。普通に会話は全然できる感じ」と話した。

慣れた様子でホストとして働く苗村容疑者。
「スイ」という源氏名で、店内でも帽子をかぶったまま接客し、女性客を前に、かなりの酒を飲んでいたという。

苗村容疑者が働いたホストクラブの従業員「(ホスト)経験者だなと(感じた)。話のテンポも上手だったので、(ホストを)やってたのかなと。営業中もめちゃめちゃ(酒を)飲んでたんですけど、営業終わりにも一緒にご飯に行ったんですけど、ビール5~6杯は飲んでいた。(苗村容疑者は)お酒はそうですね、強いほう。自分でも言っていたし、すごく(酒が)好きだっていうふうに言っていた」

苗村容疑者が面接の際に記入したアンケート用紙には、ホストをしようと思った理由について、「前に経験したことがあり、もう一度チャレンジしてみたいと思った」と書かれていた。

過去にホストクラブで働いたことがあり、その時の最高売り上げは120万円だったとある。

さらに、自己PRでは「お酒が人一倍好きで、人一倍負けず嫌いです。吸収が早いです」とアピール。

苗村容疑者は、長野と大阪でレンタカーを借りていた期間を含め、あわせて3日間、神戸市内のホストクラブで働いていた。

こうして得た報酬は5万円。
ホストクラブの従業員によると、苗村容疑者は働いていた間、レンタカーについては何も話さなかったという。

苗村容疑者が働いたホストクラブの従業員「(レンタカーについては?)何も聞いてないですね。車で来てたら、店ではお酒飲めないようにしてた。電車で来てたって言ってましたから、大阪から」

さらに、苗村容疑者が半年前、大阪府内のレンタカー店で2週間ほどアルバイトをしていたこともわかった。

レンタカーの事情にくわしかったとみられる苗村容疑者。
なぜ高級車ばかりを狙い、レンタカーを乗り回したのか。

苗村容疑者の父親は「イット!」の取材に対し、家族が本人と面会した際、苗村容疑者が「いろんな人に謝罪したい」と反省の言葉を口にしていたと答えた。

父親によると、乗り逃げしたレンタカー店は複数あり、多額の被害が出ているという。

長野県警は、横領の疑いで捜査している。

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