松本大輔

11月 17, 2023

東京や大阪でいわゆる“大麻グミ”を食べ救急搬送されるケースが相次いでいる問題で、大阪のグミの製造・販売会社が17日に取材に応じ、「このようなことは誠に遺憾であり、未成年に配布するのはあってならないこと」とする一方、「我々は違法なものは売っていない。継続して製造・販売する」と話しました。

 大阪市のグミの製造・販売会社は、ネットなどで“リキッド”や“グミ”と記載された商品を販売していますが、ホームページでは、「当ショップの商品は20歳未満の方には販売できません」と20歳以上であるか確認を求められます。

 ただ、ホームページでは商品は合法とし「厚生労働省の許可を得て通関している原料のみを扱っている」と記載されています。大阪市は今月10日、この会社に立ち入り調査に入り、横山市長は16日、「いわゆる指定薬物として違法ではない成分のカンナビノイドが使用されていることを確認した。食品衛生上は指定薬物には指定されていないが、健康上危険なものであれば早急に法令等で規制すべきもの。国や府、関係部署と協力をしながら進めていきたい」と話していました。

 これに対し、グミの製造・販売を行う会社の代表を務める男性が17日、報道陣の取材に応じ、「未成年者などの使用は控えるよう注意書きをしている。このようなことが起きたのは遺憾だ」と話しました。一方で、グミを食べた人が健康被害が出ていることについては、「商品のホームページには『用法・用量を守って正しくお使いください』と記載していて、注意事項については、同業者やユーザーに伝えていく。違法なものは売っていない」として、製造・販売を中止しない考えを示しました。
◆厚労相「販売店舗に必要な調査を行う」指定薬物への指定も検討

武見厚労相の会見(17日)

 大麻グミをめぐっては、今年9月、大阪市内でグミを食べたとみられる20代の男性4人が嘔吐や体の震えなどの体調不良を訴えるなど、今年に入って、あわせて十数人が搬送されています。

 グミを購入した男性は、「SNSで知り合った密売人から10粒入り7000円で購入した」と話していたということです。

 今月4日、東京都小金井市の公園で行われたイベントでは目が不自由で杖をついた40代の男性がグミを配り、このグミを食べた10~50代の男女6人が体調不良を訴え、5人が病院に搬送されました。

 武見厚労相は17日、「更なる健康被害の拡大を防止するために、警察の捜査などと並行をして、販売店舗への必要な調査を行う」と話し、薬物が特定されれば、薬物が特定されれば、速やかに指定薬物としての指定を行い、所持や使用、流通を禁止することを検討する考えを明らかにしました。

 薬物鑑定に詳しい専門家は「今まで規制されていた薬物よりも強い薬物が含まれている可能性がある」と注意を呼びかけています。

投げれられたコメントは運営チェック後に開かれます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です