2022年4月、議会の不信任投票により失職したパキスタンのイムラン・カーン前首相が、5月9日に汚職の容疑で逮捕された。 これを受けて現地では抗議活動が広がり、約1000人が拘束され、数名の死者が出る事態となっている。カーンは現政権に不満をもつ若者や貧困層などから根強い人気があるためだ。 中東メディア「アルジャジーラ」いわく「首相を解任されたものの、現在も同国で最も人気のある野党政治家であるカーンは、パキスタンで逮捕された7人目の元首相」だ。そして米紙「ニューヨーク・タイムズ」は次のように報じている。 「かつては考えられなかったことだが、イムラン・カーン前首相の逮捕後、現地で暴力的な抗議活動が起きた。パキスタンの激動の歴史のなかで破られることのなかった、軍に逆らうという一線を越えたかのようであった」 なお、最高裁判所は「逮捕は違法」との判断を示し、11日にカーンの釈放を命じている。

関連投稿

投げれられたコメントは運営チェック後に開かれます