東京都江戸川区の民家で2月、住人の山岸正文さん(63)が殺害された事件で、逮捕された中学教諭尾本幸祐容疑者(36)が競馬で数百万円の損失を出していたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。 尾本容疑者は投資トラブルや借金も抱えていたといい、警視庁小松川署捜査本部は事件の背景に金銭的な困窮があったとみて、動機解明を急ぐ。 捜査関係者によると、尾本容疑者は競馬にのめり込み、インターネットでたびたび馬券を購入していた。スマートフォンの購入履歴や口座の金の動きなどを調べたところ、数百万円の損失を出していたことが判明した。 同容疑者は投資トラブルも抱えており、数百万円の借金があったという。ほかに住宅ローンの返済もあったとみられる。 尾本容疑者は2月24日午後6時半ごろ、職場から約200メートル離れた山岸さん宅で、山岸さんの顔や首を刃物のようなもので切り付け、殺害したとして逮捕された。 逮捕前の任意の事情聴取に「山岸さんから荷物を運んでくれと頼まれた」「土足でいいから家に上がってと言われた」と話し、少なくとも2度、山岸さん宅に入ったことがあると説明した。 3階建ての山岸さん宅の2、3階からは、尾本容疑者が所有するスニーカーと同じ種類の足跡が見つかっている。

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