ついに、日本経済新聞5月3日「フロリダ州で反ESG法成立 デサンティス知事が署名」と報道された。 まるで「ESGが正義」とでも言いたげなニュースが、米国民主党を「支持」するオールドメディアを中心に流されている。しかし、このESGという「イデオロギー」の「不都合な真実」を追求し、反対する人々も決して少なくない。 前記記事の背景には、環境経済研究所4月3日「大統領候補デサンティスが率いる反ESG運動が米国で大きなうねりに」で杉山大志氏(キャノングローバル戦略研究所研究主幹)が述べている「大きなうねり」がある。 ロン・デサンティス氏は、支持率では今のところドナルド・トランプ氏に大きく引き離されてはいるが、2024年大統領選挙の共和党2番手候補であり、フロリダ州知事でもある。また、4月24日に日本を訪問し岸田首相と会談したことをご存じの読者も多いであろう。 同氏は現在44歳であり、ジョン・F・ケネディ43歳、ビル・クリントン46歳の大統領就任時の年齢と近い。現在80歳のバイデン氏と76歳のトランプ氏と比較した「フレッシュな若さ」を武器に急速に支持を広げる可能性がある。 もし、そうならない場合でも、2028年以降の大統領選挙での有力候補となるであろう。したがって、岸田首相や政府首脳はデサンティス氏とのパイプ作りを怠らないでほしい。 2020年8月7日公開「もし米国に『日本にとって悪夢』の民主党政権が誕生したら?」4ページ目「日系人に人種差別を行い強制収容所に送り込んだ」や、広島・長崎への人体実験としか言えない原爆投下、ピカソの絵で有名なナチス・ドイツに蹂躙された「ゲルニカ」に相当する、日本各地への「無差別爆撃」(東京大空襲など)を行ったのが民主党である。また、1998年に当時のクリントン米大統領が訪中したのにも関わらず、同盟国であった日本に立ち寄らずに帰国したことは、ジャパン・パッシングと呼ばれている。 それに対して、強制収容所に収容されていた日系人への謝罪(と賠償)を1988年に初めて行ったのが共和党の レーガン大統領だ。そして、「反ESG」かつ、その「不都合な真実」を追求しているのはデサンティス氏だけではなく、共和党の一般的な傾向でもある。 「日本にとって悪夢」のバイデン民主党政権が悲しくも、「疑惑まみれ」の選挙によって誕生してしまったが、昨年8月31日公開「外交、軍事、内政、何をやっても『まるでダメ夫』なバイデン米大統領」以降も失策続きの同大統領は、民主党支持者からも見放されつつある。 米国内で「反ESG」の大きなうねりが起こる中で、民主党の「イデオロギー」である「ESG」を無分別に推進することは、今後の日本や日本企業にとって大きなリスクになる。

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