パキスタンの裁判所は12日、汚職事件で逮捕されたイムラン・カーン前首相について2週間の保釈を認めました。各地で激化する抗議活動の沈静化を図る狙いもあるとみられます。 パキスタンでは、カーン前首相の逮捕を受けて支持者らによる抗議活動が激化し、地元メディアによりますと、治安部隊との衝突などで少なくとも11人が死亡、2500人以上が拘束されたということです。 こうした中、パキスタンの高等裁判所は12日、カーン氏に対する2週間の保釈を認め、「次回の審理まで、いかなる場合でも逮捕してはならない」との命令を出しました。 最高裁判所が先立ってカーン氏の逮捕を「無効で違法なものだ」として釈放を命じたことを受けた対応で、抗議デモの沈静化を図る狙いもあるとみられます。 ただ、パキスタンのサナウラ内相は地元メディアの取材に対し、「保釈の取り消しを待って、カーン氏を再び逮捕するだろう」と話していて、混乱がさらに続く懸念もあります。

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