東京・銀座の高級腕時計店で仮面姿の男3人組に多数の腕時計が奪われた強盗事件で、逃走中に東京都港区内の建物へ侵入した疑いで男4人が現行犯逮捕された。4人は、いずれも横浜市在住で16~19歳。高校3年生やアルバイトらだったことが明らかになっている。 事件は8日午後6時15分ごろに発生。仮面を着けた3人組がバールのようなものを手に、店内のショーケースを次々と破壊し時計を奪った。容疑者は車で逃走。その後、警察に追い詰められ、車を乗り捨ててマンションなどに侵入したところで逮捕された。 元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は14日、デイリースポーツの取材に対し、実行犯となった少年たちが闇バイトで募集されたメンバーから誘われて集められた点を指摘。闇バイトに対する法整備を急ぐ必要があるとした。 容疑者となった少年らは、取り調べに対して、「1人(のメンバー)から誘われた」と供述しているとされている。反社会的勢力の関係者、いわゆる闇バイトリクルーターに集められた可能性がある。小川氏は「1人は闇バイトか反グレのような者から誘われたのかもしれませんが、ほかの共犯者はその1人から誘われて実行犯としてやったと話しています」と説明した。 小川氏は闇バイトに対する取り締まりは「急務」だとした。警察官が「なりすまし」で闇バイトを捜査することについて「おとり捜査」に当たる可能性はあるとしながらも「潜入して、規制をかける。闇バイトが『法律違反である』とする必要がある」と語った。 法律として成立させるには時間がかかるが「東京都とか神奈川県とかの条例などで早急に取り締まることが必要ではないか」と法的な対応を急ぐよう提案。また、「『闇バイトの誘いを受けた。断れない』等の相談窓口も必要ではないか」とした。

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