5月8日の白昼に銀座のロレックス専門店「クォーク銀座888店」が狙われた強盗事件。闇バイトで集められた白い仮面姿の男3人組たちによる大胆かつ荒っぽい手口の犯行だったが、ツイッター上では事件が陰謀論によって解釈されているのをご存じか。ツイートに共通しているのは、「事件に関連する数字に『8』が多すぎる」という主張だ。 概要はこうだ。犯行現場となった同店が存在するのは「東京都中央区銀座8-8-8」だが、そこで事件が起きたのは「8日」で、その後に容疑者が逮捕された現場が「赤坂8丁目」のマンション……事件の関連に「8」という数字が多すぎるという主張だ。こうした偶然を「事件の指示役が『8 』に何らかの意味を持たせている」などと思い込み、その主張をツイッター上で撒き散らしている状況なのだ。 ツイートを見ていくと、《何だ、ヤラセか。888ゾロ目の銀座強盗 不自然すぎる件。5月8日に、銀座8丁目8-8》と、上述のように「8」が多すぎると主張したり、《888時計店で犯行があり、赤坂8丁目で逮捕らしいですね》と、事件現場と身柄確保の住所に「共通性」を見出すもの、さらには、犯人グループが使った車のナンバーが映った逃走の瞬間の動画について、《ナンバープレート、足すと8》と言及するものまで見受けられる。 これら、「豊かな想像力」に基づいた陰謀論をツイートするアカウントが少なくない状況について、オカルトや都市伝説に詳しいライターがこう言う。 「陰謀論好きの人間の思考パターンは、『ゾロ目などは偶然ではなく、背後に何か意味がある』という具合に、必要以上に因果関係を求めるものなので、『同じ数字』といった要素から誇大妄想を膨らませがちです。さらには、そこに数字を使った四則計算で特定の意味を見出す『数秘術』が好きなスピルチュアルな人まで参戦してしまっており、ツイッター上はカオス状態です」 いったんネットから離れて「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と復唱してみるのは、決して時間の無駄ではない気がするが……。

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